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社会保障改革【7-2】「2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)」等について


前回の記事はこちら → 厚生労働省webサイト 社会保障改革【7-1】社会保障制度を取り巻く環境と現在の制度

厚生労働省 社会保障改革


伊藤の主観で重要と判断した部分を引用して紹介します。

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【7-2】社会保障制度を取り巻く環境と現在の制度(後半)

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■2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材) -概要-(内閣官房・内閣府・財務省・厚生労働省 平成30年5月21日) PDFファイル3枚
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■2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)(内閣官房・内閣府・財務省・厚生労働省 平成30年5月21日) PDFファイル20枚

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こういうグラフはテレビや新聞でも金額情報だけが独り歩きするように取り上げられている傾向を感じます。
2025年度の見通しはGDPが645.6兆円で換算されています。実際には2023年度で600兆円に達しません。そしてその額に対して「21.7~21.8%」で導き出されているんです。
2040年度はGDPが790.6兆円で「23.8~24.1%」です。公的年金や公的医療の将来給付を金額だけで不安をあおろうとしても、わかる人が見たら「あー、ほんま報道ってわかってないな」と感じるだけなのですが、実際には簡単にほとんどの人が不安をあおられてしまうんです。ほんま悩ましいです。


■「2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)」に基づくマンパワーのシミュレーション -概要-(厚生労働省 平成30年5月21日) PDFファイル1枚
■「2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)」に基づくマンパワーのシミュレーション(厚生労働省 平成30年5月21日) PDFファイル7枚

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公的年金の不安を強くあおられることが多いですが、不透明なのは明らかに医療と介護です。
極論を言えば公的年金はお金さえ配れれば問題ないのに対し、医療と介護はサービスですから人の手と技術力、そして機器類なども必要になるわけです。人手の確保だけでなく技術力の向上を将来にわたって加味する試算なんて不可能では?と感じてしまうわけです。


■(参考)医療・介護費の将来見通し PDFファイル1枚
■(参考)医療費の将来見通し PDFファイル1枚
■(参考)介護費の将来見通し PDFファイル1枚
■推計のバックデータ

バックデータのexcelファイルを見てみたところ、経済成長率(GDP)の伸びは2028年まで2.4~1.7%、以降は1.3%です。これから人口が減り続けていく日本で実現可能なのか、経済と社会保障は表裏一体・一蓮托生です。皆さま、よろしくお願いいたします。


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次回、社会保障改革【8】厚生労働省社会保障改革推進本部



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