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社会保障改革【4-1】全世代型社会保障構築会議 基本的考え方


前回の記事はこちら → 厚生労働省webサイト 社会保障改革【3】具体的には何を改革するの?

厚生労働省 社会保障改革


伊藤の主観で重要と判断した部分を引用して紹介します。

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【4】全世代型社会保障検討会議 内閣官房

全世代型社会保障構築会議報告書(2022.12.26)
~全世代で支え合い、人口減少・超高齢社会の課題を克服する~

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Ⅰ.はじめに
Ⅱ.全世代型社会保障の基本的考え方
1.目指すべき社会の将来方向

・本格的な「少子高齢化・人口減少時代」を迎えようとしており、今はまさにそれに対処するために舵を切っていくべき重要な時期にあたる。この歴史的転換期において、今後の人口動態の変化や経済社会の変容を見据えつつ、日本が目指すべき社会の姿を描くこと、そして、その実現に向けて社会保障政策が取り組むべき課題を総合的かつ明確に示すことは、極めて重要 p3

・結婚、妊娠・出産、子育ては個人の自由な意思決定に基づくもの(中略)少子化対策は、個人の幸福追求と社会の福利向上をあわせて実現するという、極めて価値の大きい社会保障政策 p3

・少子化の背景には、経済社会の発展によって子育てに関わる直接的な費用や就業機会損失などの機会費用が増加する一方で、就業構造や就労環境の変化によって子育て・若者世代の雇用・所得が不安定なものとなっていることなどから、結婚、妊娠・出産、子育てを選択することに不安を感じ、それをためらう国民が増えていることがある。子育て費用を社会全体で分かち合い、こどもを生み育てたいと希望する全ての人が、安心して子育てができる環境を整備することこそ何よりも求められている p3


2. 全世代型社会保障の基本理念

・「全世代」は、若年期、壮中年期及び高齢期はもとより、これから生まれる「将来世代」も含むものとして考える必要がある p5

・働き方や勤務先の企業の属性などによって制度的に排除することなく、社会保障制度の内に包摂していくことが重要 p6


3. 全世代型社会保障の構築に向けての取組

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超高齢社会にあって、経済社会の支え手となる労働力を確保する必要がある

 p4

皆さま、ここ超重要です。
経済社会の支え手となる「労働力」です。
経済社会の支え手となる「生産年齢人口」や「現役世代」などではありません。
この理解こそ、経済と社会保障は表裏一体・一蓮托生を知る大前提です。

「社会保障を支えるのは若い世代であり、高齢者は支えられる世代である」という固定観念を払しょくし、「全世代で社会保障を支え、また社会保障は全世代を支える」ということ

 p5

そして、ここです。
現役(若い)世代が高齢世代を支える「世代間扶養」ではなく、
高齢世代の中にも支える側になれる方々もおられるわけですから「世代内扶養」も一部あってしかるべきですし、そもそも世代で分けるのではないという考え方の理解こそが重要です。

めちゃめちゃ大事な前提です。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。


次回、社会保障改革【4-2】全世代型社会保障構築会議 各分野における改革の方向性



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