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「ライフプランニングと資金計画」は「ライフプランニング(社会保険以外)」と「社会保険」に分けて6課目から7課目になってほしい / 2023年1月検定向けFP3級資格取得講座<第2回目>


27(火)京都リビング新聞カルチャー倶楽部主催2023年1月検定向け「FP3級資格取得講座」第2回目の講師を務めました。
今回で20シーズン目(計28回目)火曜10時20分~12時20分の115分(休憩5分)の講座で、12月下旬まで14週連続の長丁場です。

<第2回目の項目>
ライフプランニングと資金計画②
・健康保険と国民健康保険、高額療養費と傷病手当金
・介護保険
・労災保険
・雇用保険
・公的年金保険の前段

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FPでは社会保険を学びます。社会保険のうち公的年金保険以外を中心に解説しました。

私の講座では社会保障、社会福祉(救貧・公助)・社会保険(防貧・共助)のとらえ方からスタートし、制度の履歴や現代における変化もできるだけシンプルにお伝えするようにしています。
公的な保障の本筋を知ることができれば、これからの変化を見据えるうえでもあおられた報道や情報に惑わされにくくなるはずです。現代における変化のほとんどは高所得者の負担を大きく、低所得者の負担は小さく、です。報道ではすべてにおいて負担が大きくなっているように聞こえてしまうのではないかと感じます。


講師がこんなことを書くとよろしくないかもしれませんが、正直に言って3級では社会保険全般についてきちんと深くまで理解できるようになる必要はありません。制度は毎年のように改定があります。今年から変わった傷病手当金来月から変わる育休制度についても触れました。

日常生活において、社会保険は全体をイメージできて必要最低限のポイントさえ把握できていれば十分ですし、ポイントを把握できていれば実生活で必要になった時に調べることができるようになります。
知らなければ調べることもできません。この差がFPを学ぶことで得られる効用であり、人生において本当にたいせつなことだと思っています。

個人的に「ライフプランニングと資金計画」は「ライフプランニング(社会保険以外)」と「社会保険」に分けて、6課目から7課目になってほしいと願う次第です。


<過去参照コラム> 年金という用語は公的年金保険だけに使って欲しい
<過去参照記事> 大前提である社会保険を解説できる能力に付加価値が生まれる世の中に
<参照ブログカテゴリ> 社会保障(主に公的年金保険以外)

皆さま、次回は公的年金保険に没頭です。よろしくお願いします!

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本日9/27(火)に開催されていました件。

テレビはあまり見ていませんが、某全国紙では連日反対派のほうが大きく取り上げられていました。
公的年金保険をはじめとした社会保障(社会保険)もまっとうに取り上げられる機会は少ないので、あー同じことなのだなーと感じる日々でした。


28(水)個別相談2件お受けします。
29(木)資料作成没頭日(予定)です。

ご参照ください。
【特別対応】初回相談からオンラインでお受けできます<第4版>


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