コラムを書きました。
つみたてNISAとiDeCoは夫婦で上限まで使う!?何となく今は預貯金には少し余裕があるし、銀行預金では全然増えないし、つみたてNISA(少額投資非課税制度)もiDeCo(個人型確定拠出年金)も「上限まで使わないと損!」と思ってしまわれるケースを何度も目にしています。
iDeCoの月23000円は年27.6万円でしかありません。
つみたてNISAの月33333円は年40万円でしかありません。
27.6万円や40万円は将来のお金として大きな金額に感じられないのは普通です。
でも、それぞれ10年分、20年分として積み上げてみると印象は変わります。
iDeCoの10年分は276万円、20年分は552万円。
つみたてNISAの10年分は400万円、20年分は800万円。
合計すると1352万円、そして夫婦2人で考えれば倍の約2700万円です。
将来に向けた資産形成として、つみたてNISAは投資信託を選ぶことになりますし、iDeCoでは定期預金なども選べますがやはり投資信託を選ぶケースがほとんどだと思います(もしくはこれからはほとんどになるはず)。
10年後、20年後に積み上げられた投資信託としての資産は、他の預貯金とのバランスを考えたときに、どのくらいの割合になっていそうでしょうか。
年3%や4%で増える見通しのような捕らぬ狸のなんとか言うシミュレーションは苦手です。お金の置き替えと考えて収益は踏まえず積み立てた額だけで考えてみるのでも良いです。
住宅ローンの返済や子どもの教育費負担など、日々の生活を続けた結果、つみたてNISAとiDeCoのおかげで資産形成できていたということであれば、それは良いことだと思います。でも、その将来に預貯金は全然ないという状況はどうなのかということ、資産形成の途中で困るような事態が発生しないのか、です。
預貯金は自由度が高いです。資産全体でのバランスを考えたいものです。
コラムもぜひ。
つみたてNISAとiDeCoは夫婦で上限まで使う!?
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