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公務員・私学共済の加入率が10%に!10人に1人です! / iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数と比率<2021年7月末時点>


 国民年金基金連合会

 厚生労働省の確定拠出年金の施行状況等は2021年3月末の更新をもって最後となり、iDeCo公式サイト 業務状況 国民年金基金連合会を参照することになりました。「加入者数等について」と「加入等の概況」です。

 今回の記事で書き出すiDeCo(個人型確定拠出年金)の内容は2021年7月末時点のものです。


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■まず企業型

 年度末以外の毎月の速報値が確認できません。
 おそらく確定拠出年金の統計 企業年金連合会ここだと思うのですが、2021年9月9日(木)時点ではまだ更新されていません。


■次に個人型

 2021年7月末時点で210万1958人。今月の新規加入者は48794人。過去6番目の増え方です。2月から6ヶ月連続で46000人超です。これはすごいです。
 なお、純増は42669人ですので差の6125名は60歳到達者・企業型DCへの移管かと思います。


 新規加入者の年単位平均(人)です。【かっこ】の数字は順位です。
 ・2017年 38197【2】計45.8万人
 ・2018年 34397【3】計41.3万人
 ・2019年 32463【5】計39.0万人
 ・2020年 34227【4】計41.1万人
 ・2021年 46250【1】計32.6万人(7ヶ月平均)
 ・55月平均 36322

 新規加入者の月単位平均(人)、【かっこ】の数字は順位です。
 ・ 1月 32,849 【10】
 ・ 2月 41,889 【3】
 ・ 3月 43,088 【2】
 ・ 4月 43,266 【1】
 ・ 5月 27,488 【12】
 ・ 6月 36,273 【6】
 ・ 7月 37,662 【4】
 ・ 8月 37,466 【5】
 ・ 9月 34,546 【9】
 ・10月 35,405 【7】
 ・11月 29,025 【11】
 ・12月 34,840 【8】
 ※ 2~4月は1年目の大量新規加入により平均が上がっています。

 7月がこれまでの7位から4位へ上がりました。


■新規加入者の内訳

 ・第1号被保険者 6391人 2.8%増
 ・第2号被保険者 30293人 2.3%増(会社員)
 ・第2号被保険者 9441人 2.1%増(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 2669人 3.2%増

 先月に引き続き、会社員の新規加入3万人超と公務員・私学共済の9000人超はインパクト大きいです。


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■公的年金の被保険者の数
 
 2021年6月末に発表された「令和2年度の国民年金の加入・保険料納付状況について」令和2年度版の人数を前々回から使っています。

 ・第1号被保険者 約1431万人
  ※ 任意継続(約19万人)は除外しています。
  ※ 免除・猶予者はiDeCoを使えませんが含めています。
 ・第2号被保険者 約4047万人(会社員)
  ※ このうち企業型加入者が約746.9万人(3月末)なので
    iDeCoを利用できるのは単純に約3300万人として計算しています。
 ・第2号被保険者 約 451万人(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 約 793万人


■新規iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数

 ・第1号被保険者 0.081%
 ・第2号被保険者 0.075%(会社員)
 ・第2号被保険者 0.209%(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 0.034%


■iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数

 ・第1号被保険者 1.651%
  ※ 免除・猶予者を除外すると、3.006%
 ・第2号被保険者 3.960%(会社員)
 ・第2号被保険者 10.099%(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 1.064%


■iDeCo加入者の総数、210万1958人の内訳

 ・第1号被保険者 236241人
 ・第2号被保険者 1325895人(会社員)
 ・第2号被保険者 455463人(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者  84359人


 公務員・私学共済の加入率が10%に達しました。10人に1人という加入割合はインパクト大きい区切りかと思います。
 また、会社員の加入者数が130万人を超え、まもなく25人に1人という割合に達します。
 第1号被保険者の免除・猶予者を除く加入率が3%を超えました。

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 国民年金基金連合会の業務状況
 (厚生労働省のページからもリンクが張られています)

運用指図者 72万5972人(前月より+4960人)
 運用指図者には60歳到達者で受け取る手続きをしていない人も含まれています。

自動移換者 102万2973人(前月より+4463人)
 自動移換者が100万人を突破したのは2021年4月末です。今月も着実に増えています。該当する皆さま、ほったらかしにせずぜひ手続きを…(リンク先をご参照ください)


■2018年から開始した年単位拠出

  7月20日時点 65086人
  6月20日時点 63844人
  5月20日時点 62519人
  4月20日時点 61299人
  3月20日時点 59729人
  2月20日時点 57965人
  1月20日時点 56451人(2021年)
  7月20日時点 49658人
  1月20日時点 41147人(2020年)
  7月20日時点 31819人
  1月20日時点 21143人(2019年)
  7月20日時点 11035人
  1月22日時点  187人(2018年)

 全体では3.10%の人が選んでいます。とにかく公務員・私学共済が圧倒的に高い比率で前回に引き続きほんのわずかに下がったとはいえ5.03%、企業年金あり会社員3.04%です。
 「よくわからないけど定期預金を選んでも所得税・住民税は減るんでしょ?」という定期預金100%で年1回拠出のスタンスである所得帯の高い方々(特に公務員・私学共済)という傾向でないことを願うばかりです。


「iDeCo+」イデコプラス(中小事業主掛金納付制度:従業員が加入するiDeCoに、企業が追加で掛金を拠出できる制度)

 2018年12月末から発表の始まっているデータです。
 2021年 7月 20240人 / 3181事業主 ≒ 6.4人
 2021年 6月 19453人 / 3048事業主 ≒ 6.4人
 2021年 5月 18776人 / 2940事業主 ≒ 6.4人
 2021年 4月 18230人 / 2840事業主 ≒ 6.4人
 2021年 3月 17007人 / 2687事業主 ≒ 6.3人
 2021年 2月 16098人 / 2547事業主 ≒ 6.3人
 2021年 1月 15648人 / 2460事業主 ≒ 6.4人
 2020年12月 14901人 / 2343事業主 ≒ 6.4人
 2019年12月 7476人 / 1131事業主 ≒ 6.6人
 2018年12月 1077人 / 160事業主 ≒ 6.7人

 イデコプラスの加入者数が2万人を超えました。今回の純増は787人です。イデコプラスを積極的に提案しておられるのはどういった立場の専門家(金融機関)なのでしょうか。本当に不思議です。


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 現役の勤労世代が数十年先の資産形成として将来資金を積み上げていく手段の第一候補は間違いなくiDeCo(個人型確定拠出年金)です。適切に知る機会・適切に学べる場が継続的に存在することが本当にたいせつだと信じている次第です。私も地道にがんばります。

 <参照ブログカテゴリー> 確定拠出年金


 相談はもちろんいつでもお受けしていますので、ご紹介しておきます。ぜひご参照ください。
 <京極・出町FP相談> 確定拠出年金相談


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