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世帯年収が近くても家族構成・年齢構成・夫婦の収入比率が違うだけでもいろいろ違ってくる


 「妥協」は人それぞれ千差万別なのは理解しているつもりに引き続き4つめの事例です。今回で最終です。

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 SUUMO関西 新築マンション2021.3.30号「世帯年収別 夫婦の家計公開」という5ページ(4例掲載)の特集を読みました。

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 最終4つめの事例(File)は「世帯年収1350万円」です。
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 ※ クリックで全体表示されます。


 気になったことを今回も2つ取り上げます。

「以前の分譲マンションはローンを完済しており、現在は賃貸中。家賃収入で今の家の住宅ローンを返済することができています」


 収入欄に「家賃 10万5000円」と記載があり、支出欄の固定資産税は2軒分かもしれませんが、管理費・修繕積立金などの記載がありません。
 年間収支がプラス約170万円で子が14歳と13歳時点で奥さんの年収が700万円ですし、いざとなれば売却も選択肢でしょうから今後もおそらく何も問題ないのだと思いますが、それでも家賃=収入に見せているように感じるのは怖さを感じました。
 以前のマンションも共有名義だったのでしょうか。家賃収入はどちらの確定申告に含めているのでしょう…。いろいろ気になります。


入居時期 2016年4月


 今回の4つの事例はすべて2016年4月~2017年4月の範囲で、掲載日から4年も前のものです。
 当時の情報から3-4年経過時で今も大きな問題なく変わらず生活されているのかどうなのかのインタビューがあったりすると良いなーって感じました。2017年からのiDeCo(個人型確定拠出年金)や2018年からのつみたてNISA(少額投資非課税制度)の活用も今は検討されていたりするかもしれません。


 念のための記録です。
 ・住宅ローン借入額 / 世帯年収 ≒ 2.9
 ・住宅ローン借入額 / 夫の年収 ≒ 6.0

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 FPのアドバイスで「子供の独立を機に再度住み替えの可能性もあるので」とありますが「妻の両親も同じマンションの購入を勧め、近居が実現」しているので、なかなか悩ましい表現だと思いました。


 誌面には掲載されていない情報も入手のうえでのFPのアドバイスなのかもしれませんが、読者には誌面しか確認する情報がありません。仮に世帯年収が近くても家族構成・年齢構成・夫婦の収入比率が違うだけでもいろいろ違ってきます。自分たちは実際どうなんだろうとさまざまな情報をきちんと数字で確認することが何よりも大事です。

 限られた情報に対して限られた文字数でアドバイスをすることの難しさ、対応されているベテランFPさんには敬意を表します。私には怖くて無理です。


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