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公的年金保険を知ろう! / 公的年金保険研究会シラバスまとめ


 一般社団法人 企業年金・個人年金教育者協会という団体のwebサイトに公的年金保険研究会というページがあり、すばらしい内容ですので1つずつご紹介してきました。

 公的年金保険研究会

 これまでのまとめです。
 リンクは紹介記事、その下はシラバスでの項目タイトルです。

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公的年金制度の理念・意義から

【01】公的年金は「保険制度」であること
 公的年金は「保険制度」であること(様々な人生のリスクに対応するものであると)

【02】「防貧」としての公的年金保険
 「防貧」と「救貧」の違い、公的年金保険と生活保護との違い、生活保護制度の仕組み

【03】就労に促進的な制度
 公的年金保険は、就労に促進的な制度であること(働けば働くほどメリットがあるように制度設計されていること)

【04】公的年金保険には障害年金と遺族年金もある
 公的年金保険には障害年金や遺族年金があること 

【05】将来の経済状況に見合った額
 公的年金保険では生きている限り、将来の経済状況に見合った額を生涯受け取れること(個人の貯蓄では難しいこと)

【06】高齢者を社会的に扶養する仕組み
 公的年金保険では生きている限り、将来の経済状況に見合った額を生涯受け取れること(個人の貯蓄では難しいこと)

【07】積立方式を比較対象にするのがまずすぎるほど賦課方式が適切
 公的年金保険が「積立方式」ではなく、「賦課方式」を採用していることその歴史的・社会的意義からの理由

【08】積立金の活用が必要な期間を財源の構成割合の図で知っておきたい
 賦課方式の公的年金保険に積立金があることの意味とその役割

【09】用語「マクロ経済スライド・所得代替率」を適切に理解する
 少子高齢化への対応として給付の自動調整の仕組みがあること

【10】支える人はいずれ支えられる人になります
 雇用環境を整えるなど公的年金保険の加入を長くすればより高い給付水準を確保することができること

【11】公的な保障は損得ではない
 公的年金が保険方式であることの意味と国庫負担投入の意味

【12】実質的な価値を保障された年金額
 公的年金の実質価値を保障する仕組みと給付水準を示す指標

【13】現役時代の平均賃金が低い者ほど所得代替率が高くなる所得再分配
 「基礎年金」は厚生年金保険における所得再分配を行う役割を果たしていること

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公的年金制度の仕組み・手続き等

【14】国民年金の被保険者種別および厚生年金の適用拡大による事業所規模の変更を知る
 公的年金保険の構造・種類(国民年金・厚生年金)

【15】年金という用語は公的年金保険だけに使って欲しい
 公的年金保険と私的年金の違い(年金制度の全体像)

【16】年金=高齢というイメージが強すぎる
 公的年金保険への加入と種別

【17】ねんきん定期便で障害年金・遺族年金の紹介や解説リンクも含めてほしい
 公的年金保険の給付の種類

【18】学生さん、未納は絶対あかん
 学生納付特例とその手続き

【19】低年金化を防ぐための追納と言うのは簡単だけれど
 保険料免除・(若年者)納付猶予・学生納付特例の違い

【20】マクロ経済スライドは年金受給者から孫・ひ孫への仕送り
 年金額改定の仕組み

【21】老齢だけでなく障害と遺族も含めた年金額計算の仕組み
 年金を受け取るための要件と年金額計算の仕組み(老齢・障害・遺族)

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不信論・誤解論から

【22】困ったときに助けてくれるの保障の仕組みなので得も損もない
 未納が増えても年金は破たんしないこと

【23】世代間の不公平?時代が違い過ぎることが一目瞭然
 「世代不公平論」が建設的な議論ではない理由

【24】報道から出ている不確かな情報を基に損得で悲観的になるのは時間がもったいない
 生涯支給である公的年金保険を金銭の損得論で議論するものではないこと

【25】積立方式では公的な保障の機能をまかなえない
 積立方式への移行は少子高齢化の解決とならないこと

【26】老齢年金の支給開始年齢が65歳より後になるとの主張は制度をまるで理解していない
 支給開始年齢の引上げと、受給開始時期の自由選択の意味・違い

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課題や今後の方向性から

【27】私的年金・企業年金が公的年金保険と一緒に図示されていることが公的な保障の理解を妨げているのではないか
 今後は公私の年金を合わせて老後の生活保障をどのように確保していくかも必要なこと

【28】適用拡大とは「公的な保障が手厚くなる」ということ
 社会保険の適用を拡大することが重要な理由、社会保険加入のメリット

【29】細く長く働き続けることが自分にとっても家族にとっても社会にとっても良いこと
 人生100年時代に適したWork Longer社会は、老後の生活にも有利であり、さらに年金の受給開始時期は選択できること

【30】社会保障は公的年金保険だけでなく多岐に渡る
 将来の給付水準の確保とマクロ経済スライド調整

【31】何をどう説明しても公的な保障のカサに入ろうとしない人が一定おられるのは致し方のないこと
 受給資格期間が10年になっても40年納める義務があることに変わりないこと

【32】そもそものベース(公的年金保険)をわかっていないと不安解消につながりにくい
 将来生活設計・老後所得保障と公的年金保険

【33】厚生労働省や日本年金機構からきちんと情報公開されています
 令和元(2019)年財政検証とオプション試算について

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 全33回の記事でも何回かリンクを紹介しましたが、すべて「ちょっと気になる社会保障 V3」この本が教科書と言えます。
 ※ リンク先はV3(3版)ではなく増補版(2版)の感想記事です。
 公的年金についてマイナスな発言をする人には必ずこの本を勧めてください。


 毎週土曜に1つずつ取り上げて記事にしてきました。全33週、7ヶ月超でしたので達成感あります。
 ただ、私は単に引用して感想を書いただけです。本文をまとめられた公的年金保険研究会の関係者の皆さまにおかれましては最大の賛辞と敬意を表します。

 皆さま、公的年金保険を知りましょう!


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