fc2ブログ

会社員・公務員・私学共済の第2号被保険者での合計が150万人を超えました! / iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数と比率<2020年11月末時点>


 確定拠出年金の施行状況等 厚生労働省web

 200907_01

 今回の記事で書き出すiDeCo(個人型確定拠出年金)の内容は2020年11月末時点のものです。

-----

■まず企業型

 2020年10月末の速報値で約752.3万人です。
 企業型DCの新規加入者は7万6858人、全体では約4.2万人増です。10月加入(10月入社?)は4月に次いでポピュラーということで良いでしょうか。差の約3.5万人が脱退者・60歳到達者と思われます。


■次に個人型

 2020年11月末時点で178万4586人。今月の新規加入者は32905人(1.9%増)。
 これまで全47月で下から20番目です。平均を下回ったとはいえ、これまで3年間連続で3万人を超えたことがない月間では11位の11月ですので検討と言って良いと思います。
 なお、純増は28458人ですので差の4447名は60歳到達者・企業型DCへの移管かと思います。


 新規加入者の年単位平均(人)です。
 ・2017年 38197
 ・2018年 34397
 ・2019年 32463
 ・2020年 33889(11月まで)
 ・47月平均 34754

 新規加入者の月単位平均(人)、【かっこ】の数字は順位です。
 ・ 1月 31,377 【10】
 ・ 2月 40,812 【3】
 ・ 3月 41,688 【2】
 ・ 4月 41,932 【1】
 ・ 5月 24,311 【12】
 ・ 6月 32,570 【9】
 ・ 7月 34,879 【6】
 ・ 8月 37,466 【4】
 ・ 9月 34,546 【7】
 ・10月 35,405 【5】
 ・11月 29,025 【11】
 ・12月 33,805 【8】
 ※ 1~11月は2017~2020年の4年平均、12月は2017~2019年の3年平均、
 ※ 2~4月は1年目の大量新規加入により平均が上がっています。


■新規加入者の内訳

 ・第1号被保険者 3990人 2.0%増
 ・第2号被保険者 21337人 1.9%増(会社員)
 ・第2号被保険者 6009人 1.6%増(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 1569人 2.5%増

 会社員の増え方が公務員・私学共済の増え方を上回るのが当たり前になってきました。同率を含めると2020年2月から10ヶ月連続です。


-----
 
■公的年金の被保険者の数
 
 「令和元年度の国民年金の加入・保険料納付状況について」厚生年金(第2号被保険者)の被保険者数のみ暫定ですが、できるだけ新しい数字を反映させたいと思いましたので、2020年8月末版よりこの人数を使っています。

 ・第1号被保険者 約1434万人
  ※ 任意継続(約20万人)は除外しています。
  ※ 免除・猶予者はiDeCoを使えませんが含めています。
 ・第2号被保険者 約4037万人(会社員)
  ※ このうち企業型加入者が約752.3万人なので
    iDeCoを利用できるのは単純に約3284.7万人として計算しています。
 ・第2号被保険者 約 448万人(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 約 820万人


■新規iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数

 ・第1号被保険者 0.049%
 ・第2号被保険者 0.065%(会社員)
 ・第2号被保険者 0.134%(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 0.019%


■iDeCo加入者数/公的年金の被保険者数

 ・第1号被保険者 1.390%
  ※ 免除・猶予者を除外すると、2.461%
 ・第2号被保険者 3.442%(会社員)
 ・第2号被保険者 8.704%(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者 0.790%

 何度でも何回でも書きますが、加入の優先度が高いのは企業年金の導入されていない会社にお勤めの会社員であり、もっと言えば厚生年金適用になっていない第1号被保険者の給与所得者の方々です。


■iDeCo加入者の総数、178万4586人の内訳

 ・第1号被保険者 199324人
 ・第2号被保険者 1130566人(会社員)
 ・第2号被保険者 389929人(公務員・私学共済)
 ・第3号被保険者  64767人

 会社員・公務員・私学共済の第2号被保険者での合計が150万人を超えました。

-----

 国民年金基金連合会の業務状況
 (厚生労働省のページからもリンクが張られています)

運用指図者 68万2145人(前月より+6225人)
 運用指図者には60歳到達者で受け取る手続きをしていない人も含まれています。

自動移換者 96万1724人(前月より+9848人)
 自動移換者の皆さま、ほったらかしにせずぜひ手続きを…(リンク先をご参照ください)


■2018年から開始した年単位拠出

  11月20日時点 56220人
  10月20日時点 54903人
  9月20日時点 53305人
  8月20日時点 51447人
  7月20日時点 49658人
  6月20日時点 48253人
  5月20日時点 47024人
  4月20日時点 46155人
  3月23日時点 44907人
  2月20日時点 43264人
  1月20日時点 41147人(2020年)
  7月20日時点 31819人
  1月20日時点 21143人(2019年)
  7月20日時点 11035人
  1月22日時点  187人(2018年)

 掲載を簡略化して今回で8回目です。
 今月は+1317人です。全体では3.15%の人が選んでいます。内訳で特に高いのは公務員・私学共済の5.14%、公務員・私学共済加入者の20人に1人以上が年単位拠出です。次に高いのは企業年金ありの会社員で3.23%。こちらも着実に増えています。

 拠出金の月限度額が小さいとはいえ、投資信託を選んでおられない証拠のような気がしてなりません。深く考え抜いた末、口座引き落とし手数料を小さくするために年6回とか年4回などを選んでおられることを願うばかりです。
 「よくわからないけど定期預金を選んでも所得税・住民税は減るんでしょ?」という定期預金100%で年1回拠出のスタンスである所得帯の高い方々(特に公務員・私学共済)という傾向であればもったいないです。


「iDeCo+」イデコプラス(中小事業主掛金納付制度:従業員が加入するiDeCoに、企業が追加で掛金を拠出できる制度)

 2018年12月末から発表の始まっているデータです。
 2020年11月 14497人 / 2253事業主 ≒ 6.4人
 2020年10月 13986人 / 2157事業主 ≒ 6.5人
 2020年 9月 13124人 / 2009事業主 ≒ 6.5人
 2020年 8月 12389人 / 1850事業主 ≒ 6.5人
 2020年 7月 12119人 / 1850事業主 ≒ 6.6人
 2020年 6月 11683人 / 1785事業主 ≒ 6.5人
 2020年 5月 10600人 / 1587事業主 ≒ 6.7人
 2020年 4月 10429人 / 1569事業主 ≒ 6.7人
 2020年 3月 9586人 / 1462事業主 ≒ 6.6人
 2020年 2月 8522人 / 1306事業主 ≒ 6.5人
 2020年 1月 8132人 / 1240事業主 ≒ 6.6人
 2019年12月 7476人 / 1131事業主 ≒ 6.6人
 2019年11月 7038人 / 1049事業主 ≒ 6.7人
 2019年10月 6669人 / 967事業主 ≒ 6.9人
 2019年 9月 5748人 / 836事業主 ≒ 6.9人
 2019年 8月 4999人 / 730事業主 ≒ 6.9人
 2019年 7月 4527人 / 647事業主 ≒ 7.0人
 2019年 6月 3972人 / 567事業主 ≒ 7.0人
 2019年 5月 3516人 / 504事業主 ≒ 7.0人
 2019年 4月 3004人 / 415事業主 ≒ 7.2人
 2019年 3月 2038人 / 300事業主 ≒ 6.8人
 2019年 2月 1453人 / 232事業主 ≒ 6.3人
 2019年 1月 1287人 / 200事業主 ≒ 6.4人
 2018年12月 1077人 / 160事業主 ≒ 6.7人

 今回の純増は511人です。イデコプラスを積極的に提案しておられるのはどういった立場の専門家(金融機関)なのでしょうか。本当に不思議です。

 iDeCo+について昨年開催された世にも珍しい(すみません!)セミナーが期間限定で公開されています。
 【期間限定公開!】『イデコ(iDeCo)とイデコプラス(iDeCo+) その魅力を語る』投資信託協会×西日本新聞オーエン オンラインセミナー
 2021/1/15(金)17時までの限定ということです。私は視聴しました。
 これくらいパワーを持った経営者さん、理解のある経営者さんでなければ難しいだろうなーと感じていたままだったという感想です。従業員さんのことを深く考えておられる姿勢には感動を超えて感嘆しました。

-----

 現役の勤労世代が数十年先の将来資金を積み上げていく手段としての第一候補は間違いなくiDeCo(個人型確定拠出年金)です。
 適切に知る機会・適切に学べる場が継続的に存在することが本当にたいせつだと信じている次第です。私も地道にがんばります。


 <参照ブログカテゴリー> 確定拠出年金

 相談はもちろんいつでもお受けしていますので、ご紹介しておきます。
 <京極・出町FP相談> 確定拠出年金相談
 ぜひご参照ください。


コメント

非公開コメント

トラックバック