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立つ鳥 跡を濁さず?


 ツイッターであるFPさんの内容に、十一屋さんというお金にまつわることで

 最近(?)かなり調べておられる方が反応されていた件です。

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 「自分が死んでも、特に困る人はいないから」と言って
 保険に入らないような方でも、葬式費用ぐらいは残しておきたいもの。
 (財)日本消費者協会によりますと、葬儀費用の合計額平均は、231万円。
 内訳は飲食接待費40.1万円、葬儀一式費用142.3万円、
 寺院費用54.9万円となっています。
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 葬式費用。皆さんはどう考えられますか?


 個人的には、葬式費用は突き詰めてあまり考えないでも良いように思っています。

 確かに葬式費用くらいは備えておきましょうと言ったことは

 これまでに何度かありますが、その背景があります。


 お伝えしているのは「自分が死んだとき、誰の世話になるのか」。

 事例で紹介します。


■ある家族構成①
 家系図-01

 配偶者や子どもがいれば、相続人はもちろん配偶者や子どもです。

 何の心配もありません。(よほど家族関係に問題があれば別ですが・・・)

 通常の亡くなる順番で言えば、

  本人 → 妻 → 子どもたち

 となります。

 本人が亡くなったときには、妻と子どもたちが葬儀や身辺整理(?)を

 してくれます。

 次に妻が亡くなったときには、子どもたちが葬儀や身辺整理(?)を

 してくれます。そうですよね?


■ある家族構成②
家系図-02

 このケースはどうでしょうか。

 父・母は、①と同じですね。


 長男はどうでしょうか。

 お子さんがおられないので、奥さんがお世話してくれますよね。


 仮に奥さんが先に亡くなられていたらどうでしょう。

 長男のことは、次男や長女がお世話してくれます。


 さらに仮に、次男や長女が先に亡くなっていたらどうでしょう。

 その場合は、長女の夫や子どもがお世話をしてくれることになります。


 同じことが次男にも言えます。生涯独身の方は年々増えているようです。

 次男が亡くなったときに、仮に長男や長女が先に亡くなっていれば、

 長男の妻や長女の夫・子どもがお世話してくれるしかないです。



 ここで問題なのは「法定相続人」という考え方です。

 次男が亡くなったときに、仮に長男や長女が先に亡くなっていれば、

 長男の妻と長女の夫には次男の遺産を受け取る権利はありません。


 長女の子どもには権利がありますので、問題ないかもしれません。

 きちんと遺言を遺されていれば大丈夫かもしれません。


 遺言なんて資産家のすることだ!

 いいえ、違います。

 「思っている人に思っているような遺し方ができるのか。」


 
 もっと言えば、長男の妻や長女の夫・子どもだったら、

 まだ「マシ」なのかもしれません。

 もっと遠く、いとこやいとこの子どもとなれば、もちろん遺産を受け取る

 権利はありませんが、いろいろなお世話をしてもらうことになります。
 


 葬式とはいわなくても、住まいや荷物の整理、当然ながら遺骨をどうするか

 まで、遺された者は大変です。


 長生きによるお金のリスク、仮に早く亡くなられても治療費や

 介護の費用で資産があまり残らないケースだって考えられます。


 最後の300万円とか500万円というお金を保険で残しておくというもの

 「立つ鳥 跡を濁さず」といえる選択肢なのかもしれません。


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<参考記事>

 無縁死

 相続税がかからないから安心?

 思っている人に思っているような遺し方ができるのか。



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