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「1人で1人を支える」を正しく理解するために


 公的年金に関して、読みやすくて良い記事が出ていましたのでご紹介です。

 「公的年金は潰れる」論は「トンデモ系」 年金破綻しないがバラ色給付はない


 タイトルを抜き出します。

■今の日本はすでに1人で1人を支える「肩車」状態
 ・年金は貯蓄でもなく、金融商品でもない

■今後30年間が「労働力人口減⇔高齢者増」の厳しい時期

■約50年間で平均余命は10年以上延び、その分、老後期間が延びた

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 端的にまとまっていて、繰り返しますが読みやすいので本当にお勧めです。
 漠然とした不安・不信は、この記事をきちんと読むことができれば論点が違うとわかっていただけると思います。

 この記事、Yahoo!にも転載されていましたが、書いてる人が元厚生労働省の人ということだけでそもそも信頼性がないというようなコメントが出ていました。
 そんなコメントを書いている人の多くはきちんとこの記事を読もうとも理解しようとも思っておられないようにしか感じませんでしたし、そういった否定的なコメントをされる方々にはぜひこちらの本もお勧めします。

 ”ちょっと気になる社会保障 増補版”読みました。

 「今の日本はすでに1人で1人を支える「肩車」状態」というのは、もう1つ付け加えると、公的年金が今の在り方となった1961年前後から1人で1人を支えているのは同じです。これもこの本に詳しく書かれています。

 結局いつものオチですみません。皆さま、いつもお付き合いをありがとうございます。


 執筆者さん、「現駐アゼルバイジャン共和国大使」とありますが、ぜひ公的年金や社会保険関係の業務に戻ってきてもらいたいと個人的に強くお願いしたいです。


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